ねえ、陽呂くん。
陽呂くんはあたしのことどう思っているの?
こんな風に求められて、あたしはとっくに陽呂くんに心も奪われてしまっているのに。
可愛いってたくさん言ってくれるけど、好きとは言ってくれない陽呂くん。
それがちょっと悔しいから、あたしからも言わないことにしてる。
だから、あたし達の関係は実は一年前から変わっていない。
毎週こんなにも求めあっているのに、あたし達の関係は家が隣の同級生ってだけ。
それを変えたいと思っているのに、『好き』の二文字がないことが不安で……。
不安で、今を壊したくなくて、結局変えられない。
「はぁっ、陽呂、くん……っ!」
そうして今日の夜も、あたしは陽呂くんでいっぱいにされてしまう。
〇
陽呂くんはあたしのことどう思っているの?
こんな風に求められて、あたしはとっくに陽呂くんに心も奪われてしまっているのに。
可愛いってたくさん言ってくれるけど、好きとは言ってくれない陽呂くん。
それがちょっと悔しいから、あたしからも言わないことにしてる。
だから、あたし達の関係は実は一年前から変わっていない。
毎週こんなにも求めあっているのに、あたし達の関係は家が隣の同級生ってだけ。
それを変えたいと思っているのに、『好き』の二文字がないことが不安で……。
不安で、今を壊したくなくて、結局変えられない。
「はぁっ、陽呂、くん……っ!」
そうして今日の夜も、あたしは陽呂くんでいっぱいにされてしまう。
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