その様子を見て月原先生はフッと目を細める。
吸血鬼だからなのか、そういう仕草一つ一つがどこか色っぽく感じる。
……陽呂くんも二人きりの時は甘さと色気がダダ洩れだしなぁ……。
ちょっと思い出してしまって、少し顔が熱くなってしまった。
「私の狙いが何なのか、分かっているみたいだね?」
「……理由は、分からないですけどね……」
いつもより口数が多い陽呂くん。
いつも以上に話すのは、月原先生があたしを狙う理由が分からないから?
探ろうとしてるのかな?
「ちょっと確かめたいだけだよ。だから……月見里さん?」
「え? はい!」
呼ばれて、反射的に返事をしてしまう。
妖艶さはあるけれど、優しそうに微笑む月原先生からはあたしを害そうとする雰囲気は感じなかったから。
だから、そこまで警戒していなかったんだけれど……。
「ちょっと血を吸わせてもらえないかな?」
「はい?」
首を傾げて聞き返す。
「だから――」
でも、月原先生がもう一度言う前に陽呂くんが行動を起こした。
「っ陽呂くん⁉」
見たこともない素早さで月原先生の懐に入り込んだ陽呂くん。
あたしが驚いて名前を呼んだときには、拳を月原先生に向けていた。
吸血鬼だからなのか、そういう仕草一つ一つがどこか色っぽく感じる。
……陽呂くんも二人きりの時は甘さと色気がダダ洩れだしなぁ……。
ちょっと思い出してしまって、少し顔が熱くなってしまった。
「私の狙いが何なのか、分かっているみたいだね?」
「……理由は、分からないですけどね……」
いつもより口数が多い陽呂くん。
いつも以上に話すのは、月原先生があたしを狙う理由が分からないから?
探ろうとしてるのかな?
「ちょっと確かめたいだけだよ。だから……月見里さん?」
「え? はい!」
呼ばれて、反射的に返事をしてしまう。
妖艶さはあるけれど、優しそうに微笑む月原先生からはあたしを害そうとする雰囲気は感じなかったから。
だから、そこまで警戒していなかったんだけれど……。
「ちょっと血を吸わせてもらえないかな?」
「はい?」
首を傾げて聞き返す。
「だから――」
でも、月原先生がもう一度言う前に陽呂くんが行動を起こした。
「っ陽呂くん⁉」
見たこともない素早さで月原先生の懐に入り込んだ陽呂くん。
あたしが驚いて名前を呼んだときには、拳を月原先生に向けていた。



