「え? それとこれは別じゃ無い? 月原先生のことは、アイドルや俳優とかにカッコいいとか言うのと同じでしょ?」
「……じゃあ颯くんは?」
なんとなく理解はしたけれど、心から同意までは出来なくて聞いてみた。
椎菜ちゃんにとってはどういう風に違うのな?
「颯くん? 颯くんは……もちろんカッコいいと思ってるし、好きだよ? ただ、キャーキャー言ってはしゃぐようなものじゃなくて……その、笑顔を向けてくれると胸がキュッとなって温かくなってドキドキすると言うか……」
椎菜ちゃんは話しながらどんどん乙女の顔になっていく。
あ、うん。
これは分かりやすい。
「はいストップ。椎菜が颯くんのことどれだけ好きなのはよく分かったから。……美夜も良いでしょ?」
砂糖を口に突っ込まれたようなうんざりした顔で花穂が止めに入る。
「あ、うん。良く分かった」
そう返事をすると、丁度チャイムの音が鳴った。
「あ、戻んなきゃ。じゃあまたね!」
と、軽く手を振って自分の教室に戻る椎菜ちゃんを見送ると、花穂も自分の席に戻って行く。
少しして先生たちも教室に入ってきて、朝のSHRがはじまる。
先生の話を軽く聞き流しながら、あたしはちょっと考えていた。
「……じゃあ颯くんは?」
なんとなく理解はしたけれど、心から同意までは出来なくて聞いてみた。
椎菜ちゃんにとってはどういう風に違うのな?
「颯くん? 颯くんは……もちろんカッコいいと思ってるし、好きだよ? ただ、キャーキャー言ってはしゃぐようなものじゃなくて……その、笑顔を向けてくれると胸がキュッとなって温かくなってドキドキすると言うか……」
椎菜ちゃんは話しながらどんどん乙女の顔になっていく。
あ、うん。
これは分かりやすい。
「はいストップ。椎菜が颯くんのことどれだけ好きなのはよく分かったから。……美夜も良いでしょ?」
砂糖を口に突っ込まれたようなうんざりした顔で花穂が止めに入る。
「あ、うん。良く分かった」
そう返事をすると、丁度チャイムの音が鳴った。
「あ、戻んなきゃ。じゃあまたね!」
と、軽く手を振って自分の教室に戻る椎菜ちゃんを見送ると、花穂も自分の席に戻って行く。
少しして先生たちも教室に入ってきて、朝のSHRがはじまる。
先生の話を軽く聞き流しながら、あたしはちょっと考えていた。



