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気恥ずかしいお話を終えると、料理も再開させて数種類の品を作り上げていく。
おばさんは料理も上手いから、見習いたいところだ。
そうして出来上がるころにはおじさんも帰って来ていて、四人で食卓を囲む。
「……うまい」
小さい声だけれど、陽呂くんが確かにそう言ってくれた。
あたしは手伝っただけだけれど、やっぱり美味しいって言ってくれると嬉しいなと思った。
「美夜ちゃんがいると食卓が明るくなるな。陽呂もしゃべるし」
そう言うおじさんの話では、陽呂くん普段は食事のとき一言も話さないんだとか。
「……うっせ、余計なこと言うなよ親父」
「ほらな? 話してくれるだろう?」
なんて、文句を言われているのにおじさんは嬉しそうだ。
そんなやり取りがおかしくてつい笑ってしまう。
自分の家では仕方ないこととはいえ出来なくなってきたことだから、こうして楽しい食卓を囲むのは嬉しかった。
そして食事を終えると、陽呂くんに一緒に宿題をやろうと誘われて彼の部屋へお邪魔する。
陽呂くんの部屋に入るのは約二週間前、練習をしようと決めたあの日以来だったから少し緊張してしまう。
とは言え、目的が宿題なので特に何があるわけでもなく宿題を終わらせていった。
気恥ずかしいお話を終えると、料理も再開させて数種類の品を作り上げていく。
おばさんは料理も上手いから、見習いたいところだ。
そうして出来上がるころにはおじさんも帰って来ていて、四人で食卓を囲む。
「……うまい」
小さい声だけれど、陽呂くんが確かにそう言ってくれた。
あたしは手伝っただけだけれど、やっぱり美味しいって言ってくれると嬉しいなと思った。
「美夜ちゃんがいると食卓が明るくなるな。陽呂もしゃべるし」
そう言うおじさんの話では、陽呂くん普段は食事のとき一言も話さないんだとか。
「……うっせ、余計なこと言うなよ親父」
「ほらな? 話してくれるだろう?」
なんて、文句を言われているのにおじさんは嬉しそうだ。
そんなやり取りがおかしくてつい笑ってしまう。
自分の家では仕方ないこととはいえ出来なくなってきたことだから、こうして楽しい食卓を囲むのは嬉しかった。
そして食事を終えると、陽呂くんに一緒に宿題をやろうと誘われて彼の部屋へお邪魔する。
陽呂くんの部屋に入るのは約二週間前、練習をしようと決めたあの日以来だったから少し緊張してしまう。
とは言え、目的が宿題なので特に何があるわけでもなく宿題を終わらせていった。



