「俺が連れてってやるよ」
「え? え⁉」
驚いているあたしを抱きあげたまま歩き出してしまったので、慌てて幹人くんの首に腕を回す。
しっかりと危なげなく抱かれて、その力強さに男の人なんだなぁって思った。
ドキドキ、ドキドキ。
鼓動が早まって治まらない。
助けに来てくれた頃辺りから、一気に幹人くんの男前度が上がっている気がする。
……どうしよう、好き。
「どうした? 顔赤いぞ?」
耳元に口を寄せられて囁くように聞かれる。
早くなった鼓動がドキン! と跳ねて、一瞬本当に心臓が止まったかと思った。
「……幹人くんは、平然としてるね?」
赤くならなくなった顔を見て、ちょっと悔しいって思う。
「そうか? これでも心臓バクバクしてんだけど?」
「そうなの?」
顔色が変わってないから信じられなくて、彼の胸に耳を当ててみた。
するとすぐに分かるくらいドックドックと音が聞こえる。
「ふふっ本当だ」
顔色は変わらなくてもちゃんと意識してくれていることに嬉しくて笑うと、甘ったるい眼差しを向けられていることに気付いた。
「え? え⁉」
驚いているあたしを抱きあげたまま歩き出してしまったので、慌てて幹人くんの首に腕を回す。
しっかりと危なげなく抱かれて、その力強さに男の人なんだなぁって思った。
ドキドキ、ドキドキ。
鼓動が早まって治まらない。
助けに来てくれた頃辺りから、一気に幹人くんの男前度が上がっている気がする。
……どうしよう、好き。
「どうした? 顔赤いぞ?」
耳元に口を寄せられて囁くように聞かれる。
早くなった鼓動がドキン! と跳ねて、一瞬本当に心臓が止まったかと思った。
「……幹人くんは、平然としてるね?」
赤くならなくなった顔を見て、ちょっと悔しいって思う。
「そうか? これでも心臓バクバクしてんだけど?」
「そうなの?」
顔色が変わってないから信じられなくて、彼の胸に耳を当ててみた。
するとすぐに分かるくらいドックドックと音が聞こえる。
「ふふっ本当だ」
顔色は変わらなくてもちゃんと意識してくれていることに嬉しくて笑うと、甘ったるい眼差しを向けられていることに気付いた。



