あたしにカリスマ性があるのかどうかは良く分からないけれど……。
でも、奏がいれば最強なんだ。
いつも助けてくれる頼りになる兄。
そんな兄のおかげで、あたし一人じゃ出来ないことを何度もこなしてきた。
幹人くんに対するものとは違う、兄妹だからこその信頼。
確実に争いを止めるため、お願いした。
「……ああ、当然だろ?」
奏はあたしに似た顔をニッと男らしい笑顔にして、願いを受けてくれる。
眼鏡を取って前髪をかき上げ、本気の表情を見せた。
「あ、でもしのぶは……?」
願いを聞き届けてもらってホッとすると、さっきまで酷い目に遭わせてしまったしのぶを思う。
奏がそばで支えているから持ち直していたんじゃないのかな?
離れてしまっても大丈夫だろうかと心配した。
「あたしなら大丈夫だよ。ここで香たちと待ってるから」
あたしを安心させるように笑みを浮かべたしのぶは、奏を見て「行ってらっしゃい」と送り出す言葉を口にした。
そんなしのぶに優しい笑みで「ああ」と答える奏を見て、なんか夫婦っぽいなぁと思ってしまう。
今までもそう思ったことはあるけれど、二人の纏う雰囲気が前より甘くなったせいか新婚っぽい感じに見えた。
でも、今はそんな新婚っぽさを味わわせてあげる時間も惜しい。
「じゃあ、お願い」
もう一度お礼を言って、あたしは奏とスタジオに向かった。
でも、奏がいれば最強なんだ。
いつも助けてくれる頼りになる兄。
そんな兄のおかげで、あたし一人じゃ出来ないことを何度もこなしてきた。
幹人くんに対するものとは違う、兄妹だからこその信頼。
確実に争いを止めるため、お願いした。
「……ああ、当然だろ?」
奏はあたしに似た顔をニッと男らしい笑顔にして、願いを受けてくれる。
眼鏡を取って前髪をかき上げ、本気の表情を見せた。
「あ、でもしのぶは……?」
願いを聞き届けてもらってホッとすると、さっきまで酷い目に遭わせてしまったしのぶを思う。
奏がそばで支えているから持ち直していたんじゃないのかな?
離れてしまっても大丈夫だろうかと心配した。
「あたしなら大丈夫だよ。ここで香たちと待ってるから」
あたしを安心させるように笑みを浮かべたしのぶは、奏を見て「行ってらっしゃい」と送り出す言葉を口にした。
そんなしのぶに優しい笑みで「ああ」と答える奏を見て、なんか夫婦っぽいなぁと思ってしまう。
今までもそう思ったことはあるけれど、二人の纏う雰囲気が前より甘くなったせいか新婚っぽい感じに見えた。
でも、今はそんな新婚っぽさを味わわせてあげる時間も惜しい。
「じゃあ、お願い」
もう一度お礼を言って、あたしは奏とスタジオに向かった。



