「ちょっと待って! 幹人くんはあたしを助けに来てくれたの。幹人くんが来てくれなかったらこのまま連れ去られちゃってたの!」
忙しくてイライラするのは分かるけれど、幹人くんがいなかったらあたしは酷い目に遭ってたんだもん。
「……久保が助けに行ったんだろうってことは分かってるよ」
「でも久保がいればって何度も思ったからさ……悪い」
反省する二人に幹人くんは「いや、俺も連絡してなくて悪かったよ」と謝罪した。
「いや、俺たちが悪いよ。ごめん」
「ごめん、悪かったよ」
「それより、どうすればいいんだ? お前らがわざわざ迎えに来たってことは何か策があってのことなんだろう?」
謝り合う三人にため息を吐きつつ奏が簡潔に聞く。
「あ、そうだな」
ハッとした明人くんがこっちだ、と目的の場所に案内するために歩き出した。
「生徒会長から美来に歌ってもらうってのは聞いてたからさ、美来の友達にも手伝って貰って衣装とか放送室に運び込んだんだ」
「放送室?」
勇人くんの言葉に首をひねった。
あたしの友達というと香と奈々のことだろう。
二人は放送部員だし、そういう意味では放送室なのは分かるけど……。
忙しくてイライラするのは分かるけれど、幹人くんがいなかったらあたしは酷い目に遭ってたんだもん。
「……久保が助けに行ったんだろうってことは分かってるよ」
「でも久保がいればって何度も思ったからさ……悪い」
反省する二人に幹人くんは「いや、俺も連絡してなくて悪かったよ」と謝罪した。
「いや、俺たちが悪いよ。ごめん」
「ごめん、悪かったよ」
「それより、どうすればいいんだ? お前らがわざわざ迎えに来たってことは何か策があってのことなんだろう?」
謝り合う三人にため息を吐きつつ奏が簡潔に聞く。
「あ、そうだな」
ハッとした明人くんがこっちだ、と目的の場所に案内するために歩き出した。
「生徒会長から美来に歌ってもらうってのは聞いてたからさ、美来の友達にも手伝って貰って衣装とか放送室に運び込んだんだ」
「放送室?」
勇人くんの言葉に首をひねった。
あたしの友達というと香と奈々のことだろう。
二人は放送部員だし、そういう意味では放送室なのは分かるけど……。



