「は? 稲垣さん? 稲垣さんがどうしたってんだよ」
幹人くんは当然ながら当惑している。
でも、その説明をする前に銀星さんに聞いておきたいことがあった。
「でもどうしてそれを銀星さんが知ってるんですか?」
稲垣さんと銀星さん。
以前街であたしが銀星さんに捕まったとき稲垣さんに助けてもらったけれど、それ以上の接点があるとも思えない……。
「まあ、はじめにお前を攫って欲しいって頼まれたのは俺たちだからな」
「は?」
「でも女神を泣かせるようなことは出来ねぇって断ったんだよ」
「……じゃあ、どうしてそれをあたしたちに教えてくれなかったんですか?」
教えてくれれば、未然に防ぐことが出来たかもしれないのにと思ってしまう。
「まあ、義理としてな。美来のことは泣かせたくねぇが、俺は別にあいつらが敵対しようがどうなろうが知ったこっちゃあねぇからな」
「それは……」
「でもお前が泣くような方法だけは取るなよって釘を刺しておいたんだけどなぁ……」
そうして、極悪な笑みを浮かべる。
綺麗な美人顔の銀星さんがそんな表情をすると迫力があって、思わずゴクリと唾を飲み込んだ。
幹人くんは当然ながら当惑している。
でも、その説明をする前に銀星さんに聞いておきたいことがあった。
「でもどうしてそれを銀星さんが知ってるんですか?」
稲垣さんと銀星さん。
以前街であたしが銀星さんに捕まったとき稲垣さんに助けてもらったけれど、それ以上の接点があるとも思えない……。
「まあ、はじめにお前を攫って欲しいって頼まれたのは俺たちだからな」
「は?」
「でも女神を泣かせるようなことは出来ねぇって断ったんだよ」
「……じゃあ、どうしてそれをあたしたちに教えてくれなかったんですか?」
教えてくれれば、未然に防ぐことが出来たかもしれないのにと思ってしまう。
「まあ、義理としてな。美来のことは泣かせたくねぇが、俺は別にあいつらが敵対しようがどうなろうが知ったこっちゃあねぇからな」
「それは……」
「でもお前が泣くような方法だけは取るなよって釘を刺しておいたんだけどなぁ……」
そうして、極悪な笑みを浮かべる。
綺麗な美人顔の銀星さんがそんな表情をすると迫力があって、思わずゴクリと唾を飲み込んだ。



