「……美来に触れられるの、嫌なわけじゃねぇからな? 突然だとまだ緊張しちまうけど、むしろ嬉しいから……」
そう言うけれどやっぱり照れはするのか、頬と耳が赤くて少し視線を逸らされる。
そんな優しい久保くんにまた胸が温かくなって、笑みを浮かべてあたしは口を開いた。
「……あたしも嫌じゃないよ?」
「え?」
何が? という言葉を表すような表情で視線が戻ってくる。
「キス……。むしろ、久保くんだからして欲しい……」
自分からキスをねだるような言葉を口にするのは恥ずかしかったけれど、このまま言わずにいたら全く手を出されないなんてことになりかねないと思ったから……。
「好きでもない人たちに四回も奪われて……でも、だからこそ決めてたの。好きな人とのキスを本当のファーストキスにしようって」
続きは恥ずかしくて、言葉にする前に顔に熱が集まってくる。
握ってくれた手をギュッと握り返して、意を決して見上げた。
「あたしのファーストキス、貰ってくれる?」
「……」
ジッとあたしを見る久保くんは無表情で固まってしまっている。
はしたないとか思われちゃったかな?
なんて不安に思っていたんだけれど……。
そう言うけれどやっぱり照れはするのか、頬と耳が赤くて少し視線を逸らされる。
そんな優しい久保くんにまた胸が温かくなって、笑みを浮かべてあたしは口を開いた。
「……あたしも嫌じゃないよ?」
「え?」
何が? という言葉を表すような表情で視線が戻ってくる。
「キス……。むしろ、久保くんだからして欲しい……」
自分からキスをねだるような言葉を口にするのは恥ずかしかったけれど、このまま言わずにいたら全く手を出されないなんてことになりかねないと思ったから……。
「好きでもない人たちに四回も奪われて……でも、だからこそ決めてたの。好きな人とのキスを本当のファーストキスにしようって」
続きは恥ずかしくて、言葉にする前に顔に熱が集まってくる。
握ってくれた手をギュッと握り返して、意を決して見上げた。
「あたしのファーストキス、貰ってくれる?」
「……」
ジッとあたしを見る久保くんは無表情で固まってしまっている。
はしたないとか思われちゃったかな?
なんて不安に思っていたんだけれど……。



