「本当に? 確かにセフレみんな切ってるみたいだけど……あんたがそれで処理出来てると思えないんだけど?」
「問題ねぇから良いんだよ」
「もしかして例のあの子? でもあの子とはシてないんでしょう? やっぱり溜まってるんじゃないの?」
そう言って艶っぽく笑った彼女は久保くんの胸にピトッとくっついた。
「……」
モヤッ
……なんか、嫌な気分になった。
「なぁ、もしかしてあの女……こないだ《月帝》の下っ端に美来を襲わせようとした女じゃねぇ?」
同じく二人の様子を盗み見ていた勇人くんが気づいて口にする。
あたしも言われて気づいた。
確かに今久保くんに引っ付いているのは前に保健室で久保くんと一緒にいた派手女子だ。
その後あたしに《月帝》の下っ端をけしかけて……確か停学処分になったって聞いた。
停学明けたんだ……。
「引っ付くなよ、問題ねぇっつってんだろ?」
そう言って彼女を引き離す久保くんにホッとする。
やっぱり今は女遊びしていないんだな。
「なによ、まさかあの噂本当なわけ?」
引き離された派手女子はムッとして不満そうに話す。
「なんだよ……」
「あんたがあの《かぐや姫》とか呼ばれてる女に骨抜きにされてるって噂よ」
「問題ねぇから良いんだよ」
「もしかして例のあの子? でもあの子とはシてないんでしょう? やっぱり溜まってるんじゃないの?」
そう言って艶っぽく笑った彼女は久保くんの胸にピトッとくっついた。
「……」
モヤッ
……なんか、嫌な気分になった。
「なぁ、もしかしてあの女……こないだ《月帝》の下っ端に美来を襲わせようとした女じゃねぇ?」
同じく二人の様子を盗み見ていた勇人くんが気づいて口にする。
あたしも言われて気づいた。
確かに今久保くんに引っ付いているのは前に保健室で久保くんと一緒にいた派手女子だ。
その後あたしに《月帝》の下っ端をけしかけて……確か停学処分になったって聞いた。
停学明けたんだ……。
「引っ付くなよ、問題ねぇっつってんだろ?」
そう言って彼女を引き離す久保くんにホッとする。
やっぱり今は女遊びしていないんだな。
「なによ、まさかあの噂本当なわけ?」
引き離された派手女子はムッとして不満そうに話す。
「なんだよ……」
「あんたがあの《かぐや姫》とか呼ばれてる女に骨抜きにされてるって噂よ」



