「美来が生徒会に……先に手を回されたか……。だが、そのまま独り占めしようなんて許せるわけがないだろう?」
如月さんはいつもの冷たい声にさらにひんやりとした怒りを乗せて、眼鏡の奥の眼差しにも冷気を宿らせた。
あたしはそんな三人を目の前に、お昼のカレーを頂いている。
「さ、美来さん。今日のデザートは料理長特製のバニラアイスね。溶けないうちに召し上がれ」
あたしの周りにはすみれ先輩を含め生徒会の女子メンバーが集まっていて、なにやら色々世話を焼かれていた。
「ありがとうございます。でもちゃんと自分で食べれますからね? あーんとかいらないですからね?」
他の女の子が食べているものをひと口もらうときならともかく、自分のものをわざわざあーんとかされるのはちょっと……。
だから断ったんだけど、すみれ先輩は残念そうに眉を下げてしまう。
「残念ね……あーんして美味しそうに食べる姿がとても可愛らしいのに……」
「えっと……すみません」
何と返せばいいのか分からなくてとりあえず謝っておいた。
そんな感じで食事を終える頃には目の前の三人の話に決着がついていた様で、あたしは今まで通り3つのテーブルをローテーションで回ることになったらしい。
……あたしの意見は全く聞かれてないけれど。
如月さんはいつもの冷たい声にさらにひんやりとした怒りを乗せて、眼鏡の奥の眼差しにも冷気を宿らせた。
あたしはそんな三人を目の前に、お昼のカレーを頂いている。
「さ、美来さん。今日のデザートは料理長特製のバニラアイスね。溶けないうちに召し上がれ」
あたしの周りにはすみれ先輩を含め生徒会の女子メンバーが集まっていて、なにやら色々世話を焼かれていた。
「ありがとうございます。でもちゃんと自分で食べれますからね? あーんとかいらないですからね?」
他の女の子が食べているものをひと口もらうときならともかく、自分のものをわざわざあーんとかされるのはちょっと……。
だから断ったんだけど、すみれ先輩は残念そうに眉を下げてしまう。
「残念ね……あーんして美味しそうに食べる姿がとても可愛らしいのに……」
「えっと……すみません」
何と返せばいいのか分からなくてとりあえず謝っておいた。
そんな感じで食事を終える頃には目の前の三人の話に決着がついていた様で、あたしは今まで通り3つのテーブルをローテーションで回ることになったらしい。
……あたしの意見は全く聞かれてないけれど。



