「そっちも楽しんだか?……そっちの二人は相変わらずみたいだけど」
若干呆れたような奏にあたしはアハハ、と乾いた笑いを返す。
そうなんだ。
楽しんだには楽しんだし、二人だって別にケンカとかしているわけじゃないみたいだったから普通に仲は良い。
ただ、主にあたしに対しての距離感がいつもと違うというか……。
注意してみないと分からない程度だけど、今も明人くんはすぐ近くにいて勇人くんは一歩引いている感じ。
二人の間に何かがあったのは確実だけど、タイミングとかも合わなくて何があったのかをまだ聞き出せていない。
そんなあたしたちの会話をしっかり聞いていた明人くんが、はぁ……とため息を吐く。
そして勇人くんを見て言った。
「勇人、お前の態度美来とかなちゃんにバレバレだぜ?」
「あー……そうみたいだな」
明人くんの言葉に、気まずげに視線をそらす勇人くん。
そんな彼の態度に、明人くんは不機嫌そうに眉を寄せる。
「……態度、改める気はねぇの?」
「え……そ、れは……」
歯切れが悪く答えられない勇人くんに、明人くんは怒りをあらわにした。
「いいよ、お前がそういう態度なら俺は俺の気持ちを優先するから」
そう言い終わらないうちに、明人くんはあたしの手を取って丁度順番が回ってきたゴンドラに乗る。
「え? 明人くん⁉」
あたしは驚きの声を上げてから勇人くんの方を見た。
追って来るわけでもなく、やっぱり何かに遠慮している様な彼は結局一緒に乗ることはなかった。
そして、明人くんと二人だけのゴンドラが動き出す。
若干呆れたような奏にあたしはアハハ、と乾いた笑いを返す。
そうなんだ。
楽しんだには楽しんだし、二人だって別にケンカとかしているわけじゃないみたいだったから普通に仲は良い。
ただ、主にあたしに対しての距離感がいつもと違うというか……。
注意してみないと分からない程度だけど、今も明人くんはすぐ近くにいて勇人くんは一歩引いている感じ。
二人の間に何かがあったのは確実だけど、タイミングとかも合わなくて何があったのかをまだ聞き出せていない。
そんなあたしたちの会話をしっかり聞いていた明人くんが、はぁ……とため息を吐く。
そして勇人くんを見て言った。
「勇人、お前の態度美来とかなちゃんにバレバレだぜ?」
「あー……そうみたいだな」
明人くんの言葉に、気まずげに視線をそらす勇人くん。
そんな彼の態度に、明人くんは不機嫌そうに眉を寄せる。
「……態度、改める気はねぇの?」
「え……そ、れは……」
歯切れが悪く答えられない勇人くんに、明人くんは怒りをあらわにした。
「いいよ、お前がそういう態度なら俺は俺の気持ちを優先するから」
そう言い終わらないうちに、明人くんはあたしの手を取って丁度順番が回ってきたゴンドラに乗る。
「え? 明人くん⁉」
あたしは驚きの声を上げてから勇人くんの方を見た。
追って来るわけでもなく、やっぱり何かに遠慮している様な彼は結局一緒に乗ることはなかった。
そして、明人くんと二人だけのゴンドラが動き出す。



