その後は明日のことを話したりして久保くんの部屋を後にする。
明日、あたしは生徒会室にこもるだろうし、久保くんも北校舎の第二音楽室からほとんど出ないだろうって。
明日も学校では会えないんだなって思ったらちょっと寂しく思ってしまったけれど……。
「じゃあ、今日はわざわざありがとな」
すぐそこなのに、あたしの部屋の前まで来てくれた久保くんに改めてお礼を言われる。
「あたしこそ、長居してごめんね?」
「いや、それは俺が引き留めたからだろうが」
軽く呆れたように言われて、笑い合う。
優しくなった今の久保くんと過ごすのは、何だか居心地が良くて名残惜しい気持ちになっちゃうな。
でも、お風呂上がりの久保くんをずっと外に立たせておくわけにもいかない。
昼はまだ暑さがあるけれど、夜は冷えてきたから。
「……じゃあ、おやすみ」
「ああ、おやすみ」
そうしてあたしはゆっくりドアを閉めた。
明日、あたしは生徒会室にこもるだろうし、久保くんも北校舎の第二音楽室からほとんど出ないだろうって。
明日も学校では会えないんだなって思ったらちょっと寂しく思ってしまったけれど……。
「じゃあ、今日はわざわざありがとな」
すぐそこなのに、あたしの部屋の前まで来てくれた久保くんに改めてお礼を言われる。
「あたしこそ、長居してごめんね?」
「いや、それは俺が引き留めたからだろうが」
軽く呆れたように言われて、笑い合う。
優しくなった今の久保くんと過ごすのは、何だか居心地が良くて名残惜しい気持ちになっちゃうな。
でも、お風呂上がりの久保くんをずっと外に立たせておくわけにもいかない。
昼はまだ暑さがあるけれど、夜は冷えてきたから。
「……じゃあ、おやすみ」
「ああ、おやすみ」
そうしてあたしはゆっくりドアを閉めた。