「こ、今度は何!?」
またビクついたしのぶに今度はあたしが答える。
「多分これは爆竹だね、連続した音だし。……でも何でこんな音が……?」
その理由は、喧噪の中から聞こえてきた声で分かることになる。
「なんだよこれ!?」
「銃か!?」
「銃? 銃だって!?」
月光で明るいとはいえ今は夜。
そこまで周囲の状況が分かるわけじゃない。
しかも、乱闘状態でケンカをしている。
冷静な状態ならそんなわけないって分かるはずのことも、今の彼らには分からないんだ。
そして、混乱が混乱を呼ぶのは必然だった。
「誰だよ!? そんなの持ち出して来たやつは!?」
「くそっ! やられる前にやらねぇと!」
そして、二年前と同じ光景が広がる。
流石の異変に目を逸らし続けることも出来なくて、ステージの隅の辺りまで上って校庭を見渡す。
月光の下、数か所から白銀がきらめいていた。
「っ!」
息を呑む。
本当に嫌な予感が現実になってしまった。
あの破裂音といい、爆竹の音といい、どこか作為を感じる。
でも、今はそれを考える余裕は無い。
「うそ……本当に……?」
しのぶが眼前の光景にショックを受けている。
たぶん、今の今まで本当にここまでのことが起こるとは思っていなかったんだろう。
またビクついたしのぶに今度はあたしが答える。
「多分これは爆竹だね、連続した音だし。……でも何でこんな音が……?」
その理由は、喧噪の中から聞こえてきた声で分かることになる。
「なんだよこれ!?」
「銃か!?」
「銃? 銃だって!?」
月光で明るいとはいえ今は夜。
そこまで周囲の状況が分かるわけじゃない。
しかも、乱闘状態でケンカをしている。
冷静な状態ならそんなわけないって分かるはずのことも、今の彼らには分からないんだ。
そして、混乱が混乱を呼ぶのは必然だった。
「誰だよ!? そんなの持ち出して来たやつは!?」
「くそっ! やられる前にやらねぇと!」
そして、二年前と同じ光景が広がる。
流石の異変に目を逸らし続けることも出来なくて、ステージの隅の辺りまで上って校庭を見渡す。
月光の下、数か所から白銀がきらめいていた。
「っ!」
息を呑む。
本当に嫌な予感が現実になってしまった。
あの破裂音といい、爆竹の音といい、どこか作為を感じる。
でも、今はそれを考える余裕は無い。
「うそ……本当に……?」
しのぶが眼前の光景にショックを受けている。
たぶん、今の今まで本当にここまでのことが起こるとは思っていなかったんだろう。



