「ちょっと! 気をつけなさいよ奏! 巻き込むとこだったよ!?」
「あ、悪い! 助かった!」
女の子には手を出さないという奏の信条が守られたのでお礼を言われる。
そしたら今度は宮根先輩の顔を覗き込んだ。
「大丈夫ですか? ダメですよ、ケンカが始まったら巻き込まれない様に逃げないと」
「え? あ……」
何が起こったのか把握出来ていないんだろうか。
宮根先輩は零れ落ちそうなほどに目を見開いてただただあたし見ている。
「とにかく、ケガしたくなかったらちゃんと端に逃げてくださいね」
そう言って立たせてからあたしは彼女から離れた。
女子は大体片が付いた。
あとは男が数人。
それらを相手にしている奏の方に向かう途中、倉庫の出入り口が空いていることに気づく。
そして、そこに突っ立っている四人の姿にも。
「明人くん、勇人くん!」
手を挙げてそのうちの二人の名前を呼ぶ。
他の二人、久保くんと高志くんは頼りたくないのと頼りなさそうと思うのとで声を掛けない。
「何してるの? どうせなら手伝ってよ」
そう言うと四人はハッとして動き出してくれる。
それからは早かった。
「あ、悪い! 助かった!」
女の子には手を出さないという奏の信条が守られたのでお礼を言われる。
そしたら今度は宮根先輩の顔を覗き込んだ。
「大丈夫ですか? ダメですよ、ケンカが始まったら巻き込まれない様に逃げないと」
「え? あ……」
何が起こったのか把握出来ていないんだろうか。
宮根先輩は零れ落ちそうなほどに目を見開いてただただあたし見ている。
「とにかく、ケガしたくなかったらちゃんと端に逃げてくださいね」
そう言って立たせてからあたしは彼女から離れた。
女子は大体片が付いた。
あとは男が数人。
それらを相手にしている奏の方に向かう途中、倉庫の出入り口が空いていることに気づく。
そして、そこに突っ立っている四人の姿にも。
「明人くん、勇人くん!」
手を挙げてそのうちの二人の名前を呼ぶ。
他の二人、久保くんと高志くんは頼りたくないのと頼りなさそうと思うのとで声を掛けない。
「何してるの? どうせなら手伝ってよ」
そう言うと四人はハッとして動き出してくれる。
それからは早かった。



