でも女子は道具を使ってくるからちょっと厄介だ。
ハサミとかカッターとか。
刃物の使い方も分からないのに使うから危なっかしくて仕方ない。
受け流して次から次へと獲物を落とさせる。
そして落としたハサミやカッターは倉庫の端の方に蹴って再び取らせない様にした。
「……すごい」
そんな言葉が耳に届く。
つい反応してそっちを見ると、宮根先輩があたしのことを目を丸くしていていた。
丁度そのとき、彼女の方に男が飛ばされてきたのかぶつかりそうになる。
あたしは思わず動く。
あたしをいじめてた主犯の人だとか、男に潰されたくらいなら大したケガもしないとか。
そんなことを考えることはない。
ただ、目の前でか弱い女子が危ない目に遭っている。
その事実だけがあたしを動かす。
まあ、そんなだからたまに奏には猪突猛進だって言われちゃうんだけれど。
あたしは宮根先輩を引き寄せ抱き込むように守ってから男の背中を蹴って軌道をずらす。
「ぐえっ」
とカエルがつぶれたような声を出して男はそのまま倒れた。
その延長上にいる奏にあたしは叫ぶ。
ハサミとかカッターとか。
刃物の使い方も分からないのに使うから危なっかしくて仕方ない。
受け流して次から次へと獲物を落とさせる。
そして落としたハサミやカッターは倉庫の端の方に蹴って再び取らせない様にした。
「……すごい」
そんな言葉が耳に届く。
つい反応してそっちを見ると、宮根先輩があたしのことを目を丸くしていていた。
丁度そのとき、彼女の方に男が飛ばされてきたのかぶつかりそうになる。
あたしは思わず動く。
あたしをいじめてた主犯の人だとか、男に潰されたくらいなら大したケガもしないとか。
そんなことを考えることはない。
ただ、目の前でか弱い女子が危ない目に遭っている。
その事実だけがあたしを動かす。
まあ、そんなだからたまに奏には猪突猛進だって言われちゃうんだけれど。
あたしは宮根先輩を引き寄せ抱き込むように守ってから男の背中を蹴って軌道をずらす。
「ぐえっ」
とカエルがつぶれたような声を出して男はそのまま倒れた。
その延長上にいる奏にあたしは叫ぶ。



