俺と沙良の休憩時間は午前中。
意気込んで誘わなくても、何か自然に一緒に回ろうかってなった。
一通り見て回った俺達は休憩がてら人気の少ないところに座る。
丁度出し物の裏にあたる場所で、人の気配はありつつもあまり人目にはつきにくいところ。
そこで買った飲み物などを片手に文化祭の様子を語っていた。
「楽しいねぇ。思ったより見て回れるもの多いし、ちょっと回り切れないくらい」
「だな。でもあの二年のお化け屋敷は行って良かっただろ。ある意味見ごたえあったし」
手作り感満載のお化け屋敷を思い出す。
最後にはど派手なメイクをした厳つい男子生徒がお化け役に出てきて、怖がるところなのか笑うところなのか判断に迷ったけど、まあ楽しかった。
「確かにねー。でもあのメイク、灯里が見たら何て言うかな?」
「怖がりも笑いもせずに直させてとか言いそうじゃねぇ?」
「あはは、そうかも!」
そんな風に会話は弾む。
意気込んで誘わなくても、何か自然に一緒に回ろうかってなった。
一通り見て回った俺達は休憩がてら人気の少ないところに座る。
丁度出し物の裏にあたる場所で、人の気配はありつつもあまり人目にはつきにくいところ。
そこで買った飲み物などを片手に文化祭の様子を語っていた。
「楽しいねぇ。思ったより見て回れるもの多いし、ちょっと回り切れないくらい」
「だな。でもあの二年のお化け屋敷は行って良かっただろ。ある意味見ごたえあったし」
手作り感満載のお化け屋敷を思い出す。
最後にはど派手なメイクをした厳つい男子生徒がお化け役に出てきて、怖がるところなのか笑うところなのか判断に迷ったけど、まあ楽しかった。
「確かにねー。でもあのメイク、灯里が見たら何て言うかな?」
「怖がりも笑いもせずに直させてとか言いそうじゃねぇ?」
「あはは、そうかも!」
そんな風に会話は弾む。



