「ごめんな、困らせたかった訳じゃねぇんだ」
そんな風に素直に謝られたら怒れなくなってしまう。
陸斗はあたしの向かい側の椅子にこちらを見るように座り、頬を撫でた。
「ちょっとした仕返しのつもりだったんだ。責任とってもらうとか言ったけど、本気だったわけじゃねぇ」
「……じゃあ、どうして皆の前でキスまでしたの?」
それが一番の決定打だったため、恨めし気に聞いてしまう。
すると陸斗は少し視線を逸らして呟くように言った。
「……止められなかったんだよ……」
「え?」
聞き返すと、視線を戻してもう一度今度はハッキリと口にする。
「灯里が可愛すぎて、自分で自分を止められなかったんだよ」
「な、に……それ」
ズルイ。
「俺はな、いつだってお前を欲しいと思ってる。あの日、初めてお前にメイクしてもらったときからずっと」
いつになく真剣な眼差しに、あたしは先程まで感じていた怒りや羞恥も忘れて陸斗に見入っていた。
そんな風に素直に謝られたら怒れなくなってしまう。
陸斗はあたしの向かい側の椅子にこちらを見るように座り、頬を撫でた。
「ちょっとした仕返しのつもりだったんだ。責任とってもらうとか言ったけど、本気だったわけじゃねぇ」
「……じゃあ、どうして皆の前でキスまでしたの?」
それが一番の決定打だったため、恨めし気に聞いてしまう。
すると陸斗は少し視線を逸らして呟くように言った。
「……止められなかったんだよ……」
「え?」
聞き返すと、視線を戻してもう一度今度はハッキリと口にする。
「灯里が可愛すぎて、自分で自分を止められなかったんだよ」
「な、に……それ」
ズルイ。
「俺はな、いつだってお前を欲しいと思ってる。あの日、初めてお前にメイクしてもらったときからずっと」
いつになく真剣な眼差しに、あたしは先程まで感じていた怒りや羞恥も忘れて陸斗に見入っていた。



