「灯里以外の二人に相談したら結局のところはあたしがどうしたいかだろうって結果になって……何かちょっと混乱してるみたいです」
そう言って苦笑しながら彼女は商品に視線を戻した。
……ふーん。
友達に相談とかもしたんだ……。
それくらい悩んでるってことは……。
「もしかして、俺の事気になっちゃってるとか? 恋愛的な意味で」
まあ俺も結構モテる顔してるし、美智留ちゃんに初めて会ったときはナンパ男から助けたヒーローみたいだったし? 好きになられてもおかしくないと思う。
流石にそこまで単純なことになるとは思っていなかったから半分くらいは冗談のつもりだったんだけど……。
ゆっくり俺を見上げた美智留ちゃんは――。
「あ、それは無いんで」
と真顔で言ってのけた。
そう言って苦笑しながら彼女は商品に視線を戻した。
……ふーん。
友達に相談とかもしたんだ……。
それくらい悩んでるってことは……。
「もしかして、俺の事気になっちゃってるとか? 恋愛的な意味で」
まあ俺も結構モテる顔してるし、美智留ちゃんに初めて会ったときはナンパ男から助けたヒーローみたいだったし? 好きになられてもおかしくないと思う。
流石にそこまで単純なことになるとは思っていなかったから半分くらいは冗談のつもりだったんだけど……。
ゆっくり俺を見上げた美智留ちゃんは――。
「あ、それは無いんで」
と真顔で言ってのけた。



