いなくなってくれたことにホッとし、陸斗に向き直ると突然引き寄せられ噛みつくようなキスをされた。
ガチッと歯が当たってちょっと痛い。
そのまま抱きしめられ、深いキスが何度も続く。
「んっりく……とっ……?」
合間に名前を呼んではみたけれど、彼が落ち着いたのはもうしばらく後の事だった。
しばらくしてやっと唇が離れると、今度はギュウッと痛いくらいに抱きしめられる。
そしてそのまま椅子に座り、あたしを横抱きするように膝に乗せた。
……これ、照れる!
くっつけるのは嬉しいんだけれど、お膝の上とかそのまま抱きしめられている格好とか何だか恥ずかしい。
誰かに見られかねない状況というのも恥ずかしい要因だった。
「……やっと終わったな」
しばらくそのままあたしを抱きしめていた陸斗が、大きなため息と共にそう呟く。
「最後の最後でキレそうになったけど、お前が止めてくれたから落ち着いた」
サンキュ、と少し弱々しい笑みを浮かべる陸斗。
ガチッと歯が当たってちょっと痛い。
そのまま抱きしめられ、深いキスが何度も続く。
「んっりく……とっ……?」
合間に名前を呼んではみたけれど、彼が落ち着いたのはもうしばらく後の事だった。
しばらくしてやっと唇が離れると、今度はギュウッと痛いくらいに抱きしめられる。
そしてそのまま椅子に座り、あたしを横抱きするように膝に乗せた。
……これ、照れる!
くっつけるのは嬉しいんだけれど、お膝の上とかそのまま抱きしめられている格好とか何だか恥ずかしい。
誰かに見られかねない状況というのも恥ずかしい要因だった。
「……やっと終わったな」
しばらくそのままあたしを抱きしめていた陸斗が、大きなため息と共にそう呟く。
「最後の最後でキレそうになったけど、お前が止めてくれたから落ち着いた」
サンキュ、と少し弱々しい笑みを浮かべる陸斗。



