でも更にビックリしたのは花田くんだ。
そんなさくらちゃんに対して、優しく笑った花田くんはさくらちゃんのふわふわな髪をポンポンと軽く叩き「知ってる」とだけ言う。
お前らはさっさと付き合えーーーーー!!
思わず叫びたくなった。
沙良ちゃんは無自覚だから仕方ないにしても、花田くんとさくらちゃんはお互いに気持ちも知っているし、あとは花田くんがさくらちゃんを好きになれるかどうかってところだったはずだ。
でも今のやり取りを見たら、花田くんもかなりさくらちゃんのことを思っているように見える。
あたしの見解が間違っていないか確認の意味を込めて美智留ちゃんにこっそりそのことを言うと。
「……灯里、あんたがそれを言うの……?」
じとーっとした目で見られた。
美智留ちゃんいわく、あたしが陸斗に告白されてから校外学習が終わる辺りまでみんなあたし達のことをそう思っていたんだとか。
……マジか、知らなかった……。
そんなさくらちゃんに対して、優しく笑った花田くんはさくらちゃんのふわふわな髪をポンポンと軽く叩き「知ってる」とだけ言う。
お前らはさっさと付き合えーーーーー!!
思わず叫びたくなった。
沙良ちゃんは無自覚だから仕方ないにしても、花田くんとさくらちゃんはお互いに気持ちも知っているし、あとは花田くんがさくらちゃんを好きになれるかどうかってところだったはずだ。
でも今のやり取りを見たら、花田くんもかなりさくらちゃんのことを思っているように見える。
あたしの見解が間違っていないか確認の意味を込めて美智留ちゃんにこっそりそのことを言うと。
「……灯里、あんたがそれを言うの……?」
じとーっとした目で見られた。
美智留ちゃんいわく、あたしが陸斗に告白されてから校外学習が終わる辺りまでみんなあたし達のことをそう思っていたんだとか。
……マジか、知らなかった……。



