そして飲み物を持って来てくれた陸斗が絶句していることに気付き、そのおかげで座った位置がまずかったことに気付く。
気付いて床に座りなおそうと思ったけれど、その前に陸斗があたしのすぐそばに来て両手であたしの顔を包むようにわし掴んだ。
「お、前はぁ……」
地の底から這いあがる様な声には、怒りに似た感情が乗せられている気がする。
「俺を試してるのか? それとも誘ってんのか?」
「あ、あにょ……」
頬を押しつぶされるように掴まれているのでまともな言葉が出てこない。
痛くはないけれど、ちゃんと弁解させて欲しい。
「その無防備さは彼女になっても変わんねぇのな? 悪くはねぇけど、理性総動員して押さえてる俺の身にもなれよ?」
そう言って凄みのある笑顔をされたら、あたしはコクコクと頷くしかなかった。
弁解の余地はなさそうだ。
気付いて床に座りなおそうと思ったけれど、その前に陸斗があたしのすぐそばに来て両手であたしの顔を包むようにわし掴んだ。
「お、前はぁ……」
地の底から這いあがる様な声には、怒りに似た感情が乗せられている気がする。
「俺を試してるのか? それとも誘ってんのか?」
「あ、あにょ……」
頬を押しつぶされるように掴まれているのでまともな言葉が出てこない。
痛くはないけれど、ちゃんと弁解させて欲しい。
「その無防備さは彼女になっても変わんねぇのな? 悪くはねぇけど、理性総動員して押さえてる俺の身にもなれよ?」
そう言って凄みのある笑顔をされたら、あたしはコクコクと頷くしかなかった。
弁解の余地はなさそうだ。



