「とにかく、そう言う感じで文化祭準備の一環ってことにしたから灯里に予算を回せると思うよ」
そう話を初めに戻した。
「展示用の紙とか資料作成とかもあるからもちろん全部とは行かないけれど、当日の実演もあるからね。二万前後は確実に渡せると思う」
「二万!」
確かにそれくらいあれば、少なくともプラマイゼロくらいには出来そうだ。
メイクをする相手が違うんだから、ファンデーションなどのスポンジとかは消耗品になるし。
「……って言うか、それあたしもう断ること出来ないんじゃない?」
予算の話まで決められているなら、あたしに拒否権は無い気がする。
「あ、あははは……。ごめんね」
美智留ちゃんは笑って誤魔化そうとして、でも最後には謝罪の言葉を口にした。
やっぱり拒否権は無いんだ……。
まあ、そこまで嫌な事ではないから良いけど。
どうせ夏休み中だって、宿題やる以外はメイクの事ばかりになるんだろうし。
何て思ってから、ふとそれだけじゃないことに気付いた。
そう話を初めに戻した。
「展示用の紙とか資料作成とかもあるからもちろん全部とは行かないけれど、当日の実演もあるからね。二万前後は確実に渡せると思う」
「二万!」
確かにそれくらいあれば、少なくともプラマイゼロくらいには出来そうだ。
メイクをする相手が違うんだから、ファンデーションなどのスポンジとかは消耗品になるし。
「……って言うか、それあたしもう断ること出来ないんじゃない?」
予算の話まで決められているなら、あたしに拒否権は無い気がする。
「あ、あははは……。ごめんね」
美智留ちゃんは笑って誤魔化そうとして、でも最後には謝罪の言葉を口にした。
やっぱり拒否権は無いんだ……。
まあ、そこまで嫌な事ではないから良いけど。
どうせ夏休み中だって、宿題やる以外はメイクの事ばかりになるんだろうし。
何て思ってから、ふとそれだけじゃないことに気付いた。



