「杉沢さんって……もしかして一昨日灯里が気に入られたっていう……」
肩から腕を下してもらって、自由になった美智留ちゃんの驚いた表情が見える。
「俺の名前覚えててくれたんだ? 嬉しいね。そう、杉沢 鶴って言うんだ。下の名前で呼んでくれるともっと嬉しいんだけれど?」
そう言って杉沢さんはギュウっとあたしを抱きしめる。
「ちょっ!?」
あたし腕下ろしてって言ったのに!
下ろさない上にそのままギューしないでよ!
「呼びません! それと放してください!」
もう一度要求したけれど、全く放してくれる様子は無い。
それどころか、肩の辺りにあった手が下におりてきて腰も抱かれる。
「灯里ちゃんって抱き心地も良いんだねぇ。このまま色々奪っていい?」
ダメに決まってるでしょーーー!!!
突っ込みも最早声に出せない。
肩から腕を下してもらって、自由になった美智留ちゃんの驚いた表情が見える。
「俺の名前覚えててくれたんだ? 嬉しいね。そう、杉沢 鶴って言うんだ。下の名前で呼んでくれるともっと嬉しいんだけれど?」
そう言って杉沢さんはギュウっとあたしを抱きしめる。
「ちょっ!?」
あたし腕下ろしてって言ったのに!
下ろさない上にそのままギューしないでよ!
「呼びません! それと放してください!」
もう一度要求したけれど、全く放してくれる様子は無い。
それどころか、肩の辺りにあった手が下におりてきて腰も抱かれる。
「灯里ちゃんって抱き心地も良いんだねぇ。このまま色々奪っていい?」
ダメに決まってるでしょーーー!!!
突っ込みも最早声に出せない。



