重くないのかな……?
そんな不安を吹き飛ばすかのように、陸斗くんはスタスタ歩いて行く。
というか、あたし一人で歩けるんだけど……。
「陸斗くん? あの、重いでしょ? あたし歩けるよ?」
そう提案したのに……。
「俺がこうしていたいんだよ。……連れ去られたって聞いて、気が気じゃなかった」
そう言ってあたしを抱く腕に力が入る。
「またあのバカな舎弟だとは思わなかったけど、俺のせいで巻き込まれたんだってのは分かり切ってたからな」
あのバカなお兄さんで良かったのか悪かったのか……そんな感じでため息をつく。
まあ、お兄さん明らかに不良っぽい感じだったし。
美智留ちゃん達がどう説明したかは分からないけれど、陸斗くんの中学の頃の関係者だってのは想像に難くなかったんだろう。
「ごめんな。……無事で良かった」
殊勝に謝ってくる陸斗くんに、また胸がキュウっとなる。
そんな不安を吹き飛ばすかのように、陸斗くんはスタスタ歩いて行く。
というか、あたし一人で歩けるんだけど……。
「陸斗くん? あの、重いでしょ? あたし歩けるよ?」
そう提案したのに……。
「俺がこうしていたいんだよ。……連れ去られたって聞いて、気が気じゃなかった」
そう言ってあたしを抱く腕に力が入る。
「またあのバカな舎弟だとは思わなかったけど、俺のせいで巻き込まれたんだってのは分かり切ってたからな」
あのバカなお兄さんで良かったのか悪かったのか……そんな感じでため息をつく。
まあ、お兄さん明らかに不良っぽい感じだったし。
美智留ちゃん達がどう説明したかは分からないけれど、陸斗くんの中学の頃の関係者だってのは想像に難くなかったんだろう。
「ごめんな。……無事で良かった」
殊勝に謝ってくる陸斗くんに、また胸がキュウっとなる。



