飲み物を買いに行っていた二人とも合流して行列に並ぶ。
人気のアトラクションだけれど、開園間際につくように早めに来たからかそれほど待たなくても済んだ。
「早和、乗ろうぜ」
工藤くんがそう言って進もうとするのを花田くんが止める。
「だから慎也、目的忘れるなって」
「あ、そっか。じゃあ……日高、一緒に乗ろうぜ」
そうして日高くんの返事も聞かず腕を掴んで先に行ってしまった。
「じゃあ早和はあたしと行こ?」
美智留ちゃんがすかさずそう言って小林くんを連れていく。
「それじゃあ……」
とあたし達を見回す花田くん。
あ、さくらちゃんを選ばせないと!
と思った瞬間、沙良ちゃんがあたしの腕を取った。
「じゃあ灯里、あたしと乗ろっか」
人気のアトラクションだけれど、開園間際につくように早めに来たからかそれほど待たなくても済んだ。
「早和、乗ろうぜ」
工藤くんがそう言って進もうとするのを花田くんが止める。
「だから慎也、目的忘れるなって」
「あ、そっか。じゃあ……日高、一緒に乗ろうぜ」
そうして日高くんの返事も聞かず腕を掴んで先に行ってしまった。
「じゃあ早和はあたしと行こ?」
美智留ちゃんがすかさずそう言って小林くんを連れていく。
「それじゃあ……」
とあたし達を見回す花田くん。
あ、さくらちゃんを選ばせないと!
と思った瞬間、沙良ちゃんがあたしの腕を取った。
「じゃあ灯里、あたしと乗ろっか」



