私達の出会いと言ったら——年少の頃……?

 夜毎は、お金持ちなこともあったのか、ちょっと怖い雰囲気があったのか、いつも独りぼっちだった。

 お話したかったけれど、中々話しかけられず、数日が経ってしまったけれど、ある日、お友達との遊びを断って、夜毎にサッカーを誘った。

 元々、お兄ちゃんにサッカーを教えてもらっていたので、結構できる方だと思っていた。

 というか、夜毎は、ちょっと怖い時もあるけれど、そこまで怖い人ではない。

 でも、単純にそれは私の感じ方かもしれない。

 私は、女の子らしくないのか、雷が全然怖くない。

 雷は、お祭りの時の太鼓の時の音みたいで楽しいし、雷がみんなに怖がられてたら、可哀想だと思ったから。