「真美、すごい人数が小又兄弟のグループラインに参加しているよ。

小又兄弟はみんなをグループラインに招待したんだ」


あの呪われた殺人鬼とスマホで繋がっているというのが不思議な気分だった。


そして真美の頭の中に、小豚と死神に似た二人の顔が思い浮かぶと、真美は嫌悪感で吐き気がした。


あの二人はサイコパスだ。


簡単に残酷に、次々と人を殺していく。


あんな兄弟、この世から消えればいいのに!


あんな兄弟、地獄に落ちればいいのに!


真美がそんなことを思っているとき、小又兄弟からの最初のラインのメッセージがあった。


真美はそのことにハッとして、ラインのメッセージに目を向けた。