カウントダウン

(ウソでしょ……。

私、こんなことで殺されるの?

私はキラキラ輝いていた女の子だったはずなのに……)


突然の出来事に教室内が騒然となり、非日常的な空間の中で、みんなが何をすべきかに戸惑っていた。


そんな中で、私は息苦しさに悶え、もう逃れられない死へのカウントダウンに抗う術もなく、今の最悪の状況を呪っていた。


ほんの数日前まで自分が死ぬことなんて想像もできなかったのに、今、目の前に自分の死が迫っている。


でも、こんな理不尽な死があっていいのだろうか?


だって私には殺される理由が何もない。


貴史は私と忍を勘違いしているだけなのだから……。


私は息苦しさの中で意識を保つことができずに、いつの間にか意識を失っていた。