流石に気づいていると思うが、今のお前たちは圧倒的な弱者で、お前たちの運命は私の手のひらの上に収まっている。

私から見たらお前たちは虫けら同然。

そして、そんなお前たちの生殺与奪件は私にある。

私の気持ち次第で、お前たちの寿命は決まるのだ。

もしも今、私がお前たちの目の前に現れたら、お前たちは私に命乞いをするだろうか?

だとしたら、本当に愉快だ。

憎いお前たちが卑屈になって命乞いするその姿を私は見たい。

私は今も昔もお前たちが大嫌いだ!

ただ、私の気まぐれで、大嫌いなお前たちに呪いを解くチャンスを与えてやってもいいかと考えている。

虫けらが命欲しさに必死にあがく姿を見てみたいと思うからだ。

お前たちが私の呪いを解くカギは、私の遺書の中に隠されている。

お前たちは私の遺書を探すといい。

その遺書を読んだなら、ずっと隠していた私の気持ちが鈍感で残酷なお前たちにもきっとわかるはずだから】