お正月気分が漂っていた1月が過ぎ去り、世界中が甘い香りに包まれる2月へ。
私、華江 美羽は、後期のテストを終えて一足先に春休みに入った大学生。
現在、友人達とカフェに来ており、テラス席で『1年生お疲れさま会』と題した女子会を行っている。
「ねぇねぇ、みんなはもう、バレンタインの予定決まった?」
ココアを飲んでいると、左斜め前に座っている愛菜が話を切り出した。
「うん。その日はホテルのスイーツバイキングに行く予定」
「それって、駅前のところの?」
「そう。学生限定で料金が安かったから、せっかくなら行こうよって話になって」
「へぇ〜。何食べたいとかはあるの?」
「うーん、ケーキ丸々1個とか? あいつよりも多く食べてやろうとは思ってる」
「ワンホール一気食いかぁ。いいね〜」
親指を立てる愛菜にドヤ顔の琴実。どうやら当日はスイーツを食べまくる予定らしい。
彼氏には負けないと言い張っているけれど、頬がほんのり赤く染まってて嬉しそう。
付き合い始めたのがクリスマスの日だから、まだ1ヶ月、今月でやっと2ヶ月だもんね。
私、華江 美羽は、後期のテストを終えて一足先に春休みに入った大学生。
現在、友人達とカフェに来ており、テラス席で『1年生お疲れさま会』と題した女子会を行っている。
「ねぇねぇ、みんなはもう、バレンタインの予定決まった?」
ココアを飲んでいると、左斜め前に座っている愛菜が話を切り出した。
「うん。その日はホテルのスイーツバイキングに行く予定」
「それって、駅前のところの?」
「そう。学生限定で料金が安かったから、せっかくなら行こうよって話になって」
「へぇ〜。何食べたいとかはあるの?」
「うーん、ケーキ丸々1個とか? あいつよりも多く食べてやろうとは思ってる」
「ワンホール一気食いかぁ。いいね〜」
親指を立てる愛菜にドヤ顔の琴実。どうやら当日はスイーツを食べまくる予定らしい。
彼氏には負けないと言い張っているけれど、頬がほんのり赤く染まってて嬉しそう。
付き合い始めたのがクリスマスの日だから、まだ1ヶ月、今月でやっと2ヶ月だもんね。