真夜中のサイコパス

『有島咲良。

私にはお前の気持ちがよくわかる。

木村菜々子が邪魔で邪魔でしょうがないんだろ?

あいつに死んで欲しいと思っているんだろ?』


私は自分が書いたその文字に、恐怖で顔を歪めていた。


そして、私が自分の中にいる浜中美澄を感じたとき、私は私に取りついている浜中美澄に強烈な拒絶反応を示していた。


(私の体を乗っ取らないで!

私はあなたが嫌いなの!

本当に嫌いなの!)


浜中美澄は私の心の叫びを無視して、私に文字を書かせ続けた。


『木村菜々子がいなくなれば、お前は自分の夢に近づける。

あいつなんて死ねばいいのに!

顔面をめちゃくちゃにされて、今すぐ死ねばいいのに!

これがお前の本心だ!』


浜中美澄が私に書かせたその文章を見つめながら、私は小さな声で浜中美澄に反論していた。