ちっちゃい子供から結構な大人まで、趣味の人からガチで歌手目指してる人とかまでいたから、俺の場違い感とかはなかったけど、入った当初は段違いに肺活量なかった。
いや、もうあんな時代抹消する。
「歌うまいの?」
「……嗜む程度に」
「絶対私の方がうまいと思う」
「どこからの自信?」
「気抜いた時の湊くんの鼻歌」
「あー……じゃあそうなんだろうな」
なんだこの不毛な会話。寝ろ。
ベッドの中で嬉しそうに笑う叶奏。
おやすみ、と言うと、ちゃんと目を瞑る純粋さ。
俺は不意に叶奏にキスをして、何もなかったみたいに叶奏を抱きしめて目を瞑った。
……別に、この黒歴史掘り返したくなかったとかじゃないから。
毎週毎週レッスンの後に伊織に歌えって言われてカラオケ連れて行かれてた時代とかなかったから。
ほんと。
……あれ以上にしんどいことねーよ、ほんとに。
いや、もうあんな時代抹消する。
「歌うまいの?」
「……嗜む程度に」
「絶対私の方がうまいと思う」
「どこからの自信?」
「気抜いた時の湊くんの鼻歌」
「あー……じゃあそうなんだろうな」
なんだこの不毛な会話。寝ろ。
ベッドの中で嬉しそうに笑う叶奏。
おやすみ、と言うと、ちゃんと目を瞑る純粋さ。
俺は不意に叶奏にキスをして、何もなかったみたいに叶奏を抱きしめて目を瞑った。
……別に、この黒歴史掘り返したくなかったとかじゃないから。
毎週毎週レッスンの後に伊織に歌えって言われてカラオケ連れて行かれてた時代とかなかったから。
ほんと。
……あれ以上にしんどいことねーよ、ほんとに。

