伊織はそう言って、また軽い足音で消えていった。
「……誰、今の」
「髪の赤い人」
「あぁ……怖そうな人だ」
「怖くないよ。頭おかしいけど」
俺がこうやって琥珀と一緒にいたって、何も言わないんだから、そりゃ。
「……行きなよ。赤い人、待ってるんだよ?」
「20分くれるらしいから。ちょっと俺のわがままも付き合ってよ、ね?」
涙の痕が残る琥珀の頬。
俺は目の下にチュッとキスをして、そのまま唇へ。
「ん……っ、ちょ、学校だよ?」
「うん、知ってるよ?」
「なんでそんなに冷静なの……」
「ダメなの?」
「ダメだよ」
「琥珀が呼んでくれないから寂しいんだよ」
俺は琥珀を壁に押し付けると、結構深めのキス。
琥珀は俺のことを押し返そうとするけど、びっくりするくらい力が弱い。
……大丈夫かな。
「琥珀」
「……っ、な、に……?」
「好き」
「……も、わかってる、から」
小さく掠れた声でそう呟くと、俺の口を手で覆う。
「……誰、今の」
「髪の赤い人」
「あぁ……怖そうな人だ」
「怖くないよ。頭おかしいけど」
俺がこうやって琥珀と一緒にいたって、何も言わないんだから、そりゃ。
「……行きなよ。赤い人、待ってるんだよ?」
「20分くれるらしいから。ちょっと俺のわがままも付き合ってよ、ね?」
涙の痕が残る琥珀の頬。
俺は目の下にチュッとキスをして、そのまま唇へ。
「ん……っ、ちょ、学校だよ?」
「うん、知ってるよ?」
「なんでそんなに冷静なの……」
「ダメなの?」
「ダメだよ」
「琥珀が呼んでくれないから寂しいんだよ」
俺は琥珀を壁に押し付けると、結構深めのキス。
琥珀は俺のことを押し返そうとするけど、びっくりするくらい力が弱い。
……大丈夫かな。
「琥珀」
「……っ、な、に……?」
「好き」
「……も、わかってる、から」
小さく掠れた声でそう呟くと、俺の口を手で覆う。

