否定しても否定しても、誰も信じてくれない。 やってないことで周りを傷つけてしまった。 自分が傷つくよりも、もっと痛いことを知った。 どうしようもなく苦しくて虚しい。 なにもしてない、なのに私の存在自体が周りを傷つけてしまった。 その事実がどうしようもなく怖くて。 「……助けて」 掠れた声で本音が漏れた。 あぁ…もう、悪いのは私なのに。 なんで誰かに縋ろうとするの。 なんで、誰かに助けてもらえると思ってるの…。