「ど、どうしたの……?」
「もしかしてその写真、水沢くんに送るの?」
他のお客さんの迷惑にならないよう、声を抑えながら尋ねた。
「あぁなるほど。送らないよ。そもそも私、モルくんの連絡先知らないから」
「え⁉ そうなの⁉」
あんなに可愛がってるのに……⁉
衝撃的すぎて、開いた口が塞がらない。
「うん。私のこと苦手みたいだから嫌がると思って。それに、友達の彼氏だし」
「でも俺、清花ちゃんと連絡してるよ?」
「2人は仲良しだけど、私は一方通行だから。無理に言って関係悪化したら嫌だし」
「そっか……」
天然だなと思ってたけど、案外色々考えてたんだな。
ただ、1つだけモヤッとしたことがある。
「可愛いのはわかるけど、一応デート中だからモルくん呼びは控えて? 水沢くんかなって思っちゃうから」
「あっ……そうだよね、ごめんね!」
……やきもちを妬くどころか、デート中に謝罪させるなんて。余裕ねーな。
心の狭さに落胆していると。
「私が好きなのは怜也くんだけだよ?」
機嫌を直してほしいと言わんばかりの可愛い声が耳元で響いたのだった。
番外編 END
「もしかしてその写真、水沢くんに送るの?」
他のお客さんの迷惑にならないよう、声を抑えながら尋ねた。
「あぁなるほど。送らないよ。そもそも私、モルくんの連絡先知らないから」
「え⁉ そうなの⁉」
あんなに可愛がってるのに……⁉
衝撃的すぎて、開いた口が塞がらない。
「うん。私のこと苦手みたいだから嫌がると思って。それに、友達の彼氏だし」
「でも俺、清花ちゃんと連絡してるよ?」
「2人は仲良しだけど、私は一方通行だから。無理に言って関係悪化したら嫌だし」
「そっか……」
天然だなと思ってたけど、案外色々考えてたんだな。
ただ、1つだけモヤッとしたことがある。
「可愛いのはわかるけど、一応デート中だからモルくん呼びは控えて? 水沢くんかなって思っちゃうから」
「あっ……そうだよね、ごめんね!」
……やきもちを妬くどころか、デート中に謝罪させるなんて。余裕ねーな。
心の狭さに落胆していると。
「私が好きなのは怜也くんだけだよ?」
機嫌を直してほしいと言わんばかりの可愛い声が耳元で響いたのだった。
番外編 END



