顔の温度が上がっていくのを感じ、下を向く。
黙ってたら怪しまれるって。早く何か言わないと。
「え……まさか相手って……」
「っ、俺トイレ行ってきます……!」
隼くんが言い終わる前に急いで部屋を出てトイレに入った。
あぁもう、今ので絶対バレたって……。
あれから10分くらい経っただろうか。
部屋に入るのが怖くて、今トイレのドアの前でしゃがみ込んでいる。
どうしよう、あんまり遅いと心配されちゃう。でもどんな顔していいか……。
「透瑠くん……」
ぐるぐる考えてたら、いつの間にか清花さんが目の前にいた。
「大丈夫? 部屋寒かった?」
「いえ……」
あぁまた顔熱くなってきた。穴があったら入りたい。
「隼、悪気があって言ったわけじゃないから心配しなくていいよ」
「わかってますよ」
「……ごめんね、正直に言えば良かったね」
「俺が早く言えば良かったんだから、謝らないでよ!」
自分の臆病さに腹が立ち、声を荒らげてしまった。
黙ってたら怪しまれるって。早く何か言わないと。
「え……まさか相手って……」
「っ、俺トイレ行ってきます……!」
隼くんが言い終わる前に急いで部屋を出てトイレに入った。
あぁもう、今ので絶対バレたって……。
あれから10分くらい経っただろうか。
部屋に入るのが怖くて、今トイレのドアの前でしゃがみ込んでいる。
どうしよう、あんまり遅いと心配されちゃう。でもどんな顔していいか……。
「透瑠くん……」
ぐるぐる考えてたら、いつの間にか清花さんが目の前にいた。
「大丈夫? 部屋寒かった?」
「いえ……」
あぁまた顔熱くなってきた。穴があったら入りたい。
「隼、悪気があって言ったわけじゃないから心配しなくていいよ」
「わかってますよ」
「……ごめんね、正直に言えば良かったね」
「俺が早く言えば良かったんだから、謝らないでよ!」
自分の臆病さに腹が立ち、声を荒らげてしまった。



