蓮くんに抱きしめられる。



心が暖かくなる。



落ち着く。



幸せな気がする……?




乙葉「蓮様!?……」

蓮「このゴミ野郎。結絵を傷つけるものは」




       死刑だ



な!?ちょ!?それは言い過ぎ!






でも助けてくれてありがとう。














その後私は家まで送ってもらった。





次の日。



奏「おはよう結絵」

整った顔で微笑んでくる奏先輩。




やっぱカッコいい……





学校の廊下を一緒に話しながら歩いていると……



「え?奏様女嫌いなのに女子と喋ってる?」

「ありえない。誰あいつウザ。」




泣きそう……いろんな暴言をかぶせられた。



奏「気にするな。あいつらなんてハエ以下だから。」

結絵「あはは……」



奏先輩なみに励ましてくれたみたい。





奏「あ、あのさ。」

結絵「はい!なんでしょうか!」

奏「お、俺の妹が会いたいっていってて、もしよかったら……」

顔を赤くして言った奏先輩。