大会中、練習はずっと休みだった。

アタシ達は毎日、バスに乗り大会を見に行った。

気が付いたらヒロ先輩を追いかけている自分がいた。

一緒に笑い、そしてドキドキする。

やっぱりアタシ…、好きなんだ。

ヒロ先輩を。

先輩は変わらず、優しく接してくれる。

変わらない愛情を注いでくれる。