隣に居た真渡くんが だれ?と言いたげな目を向けている。 「紘菜ちゃん、ここでバイトしてたんだ」 「…家近いので」 「ああ、たしかに」 「三琴先輩はどうして…」 「ともだちの家がここらへんでさ、泊まり込みで勉強会してたんだよね。じゃんけんで負けたから買い出しにきただけ」 「…そ、ですか」 久しぶりに会った三琴先輩に、何故かどきどきと脈が速くなった。