やけに自信たっぷりに此方を見る目が気に入らない。 「分かった。その賭け、受ける」 ただの暇つぶしの、気まぐれ? だけどこの絶対的な王を自分に従わせることが出来たらどんなに快感だろうか。 イマイチ掴めないこの男が私の言うことを聞く。 そんな魅力的な情景を想像して、私はまんまと彼の策略に嵌ったのだった。