「エルク。確かに、自分の瞳や髪と同じ色の物をプレゼントしたら、相手も喜んでくれるだろう。けれど、相手のことを考えて、喜んでもらいたいと心を込めて選んだ贈り物は、プリシラのようにさらに喜ばせることができるのかもしれない」
「うん。僕、メラニーが好きな物を考えてみる!!」
「ああ。自分色のプレゼントは、エルクが大人になった時、この人だと決めた相手に贈るといい」
エルクは満面の笑みを浮かべて頷くと、一目散に部屋を出て行った。その後ろを、付き添いの者が慌てて追いかけていく。
「うん。僕、メラニーが好きな物を考えてみる!!」
「ああ。自分色のプレゼントは、エルクが大人になった時、この人だと決めた相手に贈るといい」
エルクは満面の笑みを浮かべて頷くと、一目散に部屋を出て行った。その後ろを、付き添いの者が慌てて追いかけていく。



