リビングに駆け込むと、机の上に置かれていた何かが入っていたであろう容器が私を迎えてくれた。 ああ、終わった。 私のプリンだ……バイト先でもらった、お高いプリン。 上に甘さ控えめのクリームが乗っているカフェラテプリンは期間限定だから、きっともう置いてないはず。 今日の夜、お風呂上がりに食べようと思ってたのに。 目の前に座っているその人物を恨みがましく見つめる。 「なにか言い残したいことはありますか」 送られてきたメッセージ画面を見せつけた。 『もしかしたら茅森のプリン食ったかも』