俺様天然男子

【由乃】



齋藤くんに送ってもらって、帰ってきたマンション。



すぐに連れ込まれたバスルームで、一瞬にして丸裸。



「り、理音くんっ⁉︎」

「はい、シャワー浴びるよー」

「わっ‼︎」



お互い裸で、隠す余裕もないままシャワーを頭からかけられて。



そのまま急いでシャワーを浴びて、バスタオルを体に巻きつけたら、ドライヤーで頭を乾かしてもらって。



あれよあれよと言う間に、ベッドの上。



ポイっと奪われたバスタオルを床に投げ捨てた理音くんに、濡れた髪のまま見下ろされる。



「ちょっ、おかしいっ‼︎」

「由乃はああいうのがタイプなの?」

「へっ⁉︎」

「どっちが齋藤くん?」

「う、運転手…」

「どんな顔してたっけ。覚えてないや」

「うっ…いっ…」



噛みつかれた肩に、痛みが走った。



怒ってるの…?



齋藤くんに送ってもらったから?



「理音くんっ‼︎」

「ごめんね?なんかね…制御できない」



こんな理音くん、知らない。