俺様天然男子

タカは今、女に興味はないようだし。



とにかくベースがうまくなりたい。



それしか考えられないようで。



嵐生と紗雪もうまくいってるっぽいし。



「メシ食いに行く?」

「俺、ピザ食いてぇ」

「じゃあピザ行くか」



ご飯食べに行って、ヒマだから由乃の家にひとりで向かって。



連絡してないけどいるかな?



「あら、理音
くん」

「ご無沙汰です、由布子さん」

「由乃、紗雪ちゃんと出かけてるけど…」

「えぇぇぇぇ…。じゃあ帰る」

「待ってる?お茶でも飲んで待ってたら?」




お言葉に甘えて由布子さんとお茶。



ミルクティー、うま…。



「ねぇ、理音くんはこのまま音楽やるの?」

「うん。娘の彼氏がバンドマンって、心配だよね?」

「そうね。収入とか、安定してるのかとかね」

「あっ、一定の給料は貰えるようになったよ。プラス歩合制だから、頑張り次第。超頑張ってるけどね」

「そっか。偉いね、理音くんは」



なんだか由布子さんと話してて、和んだよ。



お腹、大きくなったね。



由乃の兄弟、楽しみだよ。