俺様天然男子

評判が良かった金髪が、次の日に白くなった。



わーい。



超白い‼︎



雛森に何も言ってないけど、どんな反応するかな?



そんな雛森と、やっとお泊まりデート。



待ち合わせたのは雛森の家の近くの駅で。



買ったばかりのニットキャップを被り、雛森を待つ。



「えっ?えっ…?えぇぇぇ⁉︎理音くん⁉︎髪、どうしたの⁉︎」

「白くしてみたくて、白くしちゃった」

「なにやっても似合うねー‼︎カッコいいよ‼︎」

「雛森も今日、可愛い…。髪、巻いたの?」

「ううん、パーマかけちゃった」




お互い変身してたってこと?



それってまさかっ…以心伝心?



テレパシー?



運命的っ‼︎



しかもコート着てて、ブーツ履いてて。



いつもより少し背が高い。



マフラーで口元が見えないけど、きっと笑ってる。



「行こっか」

「うん‼︎どこ行くの?」



手を繋ぎ、電車に乗る。