俺様天然男子

学校では、あのステージ発表の日から騒がれっぱなしだし。



ラブレター攻撃は、以前よりマシにはなったけど、まだ続いてる。



ストレス溜まってるのかな…。



「ねぇねぇ、雛森の誕生日、休み入れたんだけど」

「あたしも休みだよ。次の日、定休日」

「お泊まりしない?次の日のバイト、夕方からだから」

「お、お泊りっ⁉︎」

「絶対帰したくなくなると思うんだよね。だから、お泊まり。大丈夫、なんにもしないよ」

「な、なにもって…?」

「チューするだけ」

「してるじゃん、それ…」

「雛森はおバカだな。キスなんて挨拶だよ。俺のひいじいちゃん、フランス人なんだ」

「そ、そうだったの⁉︎」

「取っていい?ホテル。イルミ見に行こう」



誕生日に理音くんとイルミ…?



それって…とんでもなく幸せな気分になれる気がする…。



「い、行く…」

「よし、俺のプランに任せてね」



理音くんとお泊まり…。



お、お泊り…。



助けて、教祖様っ‼︎