リベンジ学園

「なぜ国のトップの科学者チームが動いているのか、僕にはわからない。

それにこんなに早く科学者チームが西条学園中学に来れた理由もだ。

普通に考えれば、紗栄子の死を科学者チームに伝えることはないと思う。

今回の事件には私たちの知らない大きな何かが絡んでいるに違いない」



加藤先生のその言葉に教室中がまたざわめき出した。



科学者チームは紗栄子の遺体を引き取り何をするつもりなのだろう?



そんな答えの出ない疑問をみんなが胸の内に抱えていた。



「それからみんなに伝えることがある。

3年2組の生徒は指示があるまで教室で待機することになった。

今は学校中が紗栄子の自殺でピリピリしているときだから、全員が静かに教室で待機するように」



「何で私たちだけが教室で待機なんだよ。

他の生徒はみんな帰ったんだろ?」



村上晴江が少しも悪びれた様子もなく加藤先生にそう言うと、教室の中に緊張が走った。



加藤先生は晴江の質問に一拍間を置いてから、ゆっくりと答えていった。