(虎治君は本当に死ぬのが怖くねぇのかよ。
いくらバッドを持っているからって、紗栄子に勝てるとは限らねぇのに……)
虎治と辰雄が階段を降りていくと、校舎二階の廊下が見えて、そこには男子生徒の遺体が転がっていた。
その男子生徒の遺体は、さっきまでここに紗栄子がいたことを証明するものに他ならなかった。
そして姿こそは見えないものの、間違いなく紗栄子は近くに潜んでいる。
3年2組の生徒を一人残らず殺すために。
辰雄は階段を下りたばかりの場所から遺体が転がっている長い廊下を見つめ、紗栄子の居場所を探っていた。
「虎治君、あそこに遺体があるよ。
紗栄子があいつを殺したんだ。
紗栄子はどこにいるかわからないけど、必ずこの階のどこかにいる」
辰雄は紗栄子に怯えながらそう言ったが、虎治はそんな辰雄の不安を笑い飛ばした。
「辰雄、おもしれぇことってよ、いつも危険と隣り合わせにあるんだぜ。
オレはよ、何もしねぇでエサばっかり食ってやがるブタみてぇになりたくねぇんだ。
行くぞ、辰雄。
紗栄子のヤローをぶっ殺しによ」
虎治はそう言って、一番危険だと思われる校舎二階の廊下を歩き出した。
辰雄はそんな虎治の態度にドキドキしながら、虎治から少し離れて、虎治の後を追っていた。
いくらバッドを持っているからって、紗栄子に勝てるとは限らねぇのに……)
虎治と辰雄が階段を降りていくと、校舎二階の廊下が見えて、そこには男子生徒の遺体が転がっていた。
その男子生徒の遺体は、さっきまでここに紗栄子がいたことを証明するものに他ならなかった。
そして姿こそは見えないものの、間違いなく紗栄子は近くに潜んでいる。
3年2組の生徒を一人残らず殺すために。
辰雄は階段を下りたばかりの場所から遺体が転がっている長い廊下を見つめ、紗栄子の居場所を探っていた。
「虎治君、あそこに遺体があるよ。
紗栄子があいつを殺したんだ。
紗栄子はどこにいるかわからないけど、必ずこの階のどこかにいる」
辰雄は紗栄子に怯えながらそう言ったが、虎治はそんな辰雄の不安を笑い飛ばした。
「辰雄、おもしれぇことってよ、いつも危険と隣り合わせにあるんだぜ。
オレはよ、何もしねぇでエサばっかり食ってやがるブタみてぇになりたくねぇんだ。
行くぞ、辰雄。
紗栄子のヤローをぶっ殺しによ」
虎治はそう言って、一番危険だと思われる校舎二階の廊下を歩き出した。
辰雄はそんな虎治の態度にドキドキしながら、虎治から少し離れて、虎治の後を追っていた。



