皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした

王城で1日過ごすも、リュークとの時間はとれずに…。



次の日にバタバタと帰り支度を整えて、すぐに帰って来たお城。



懐かしい、私の部屋の白い壁。



「あぁぁぁぁ、帰ってきたぁぁぁ〜‼︎」

「お疲れ様でした」

「腹が膨らんでいたらと想像していたが…」

「残念ですか?」

「いや、思い切りアリスを堪能できるのなら、悪くはない」



たくさんキスして、時間も忘れて抱き合って。



離れていた時間を埋めるかのように、ひたすらくっついている。



「失礼します、お食事をお持ちしたので、こちらに置いておきます」

「ありがとう、ヒナ」



天蓋を下ろしたまま、ベッドの中から返事をする。



離れたくない。



一瞬でも、離れたくない。



「ご飯ですって」

「食べるのか?」

「んー…まだいらないです」

「随分、積極的になったもんだ」



ずっと触れていたいのだもの。



離れたくないの。




ずっとこうしてたい…。